2020年後半から、立ち上げ初期のブログはなかなかインデックスがされない…という事が多くなりました。
- サーチコンソールにサイトを登録して2~3日経つんだけど、全然Googleにインデックスされない。
- 前のブログはそんなことなかったんだけどなぁ…
- 100記事以上は書かないとしっかり評価されない…
といった声も。
そこで今回は、なぜインデックスされないのかについてまとめていきます。
そしてインデックスされない時の対処法や、今日から実践可能なインデックスされなくてもアクセスを集める方法についても紹介していきます。
インデックスとクロールの違いについて
投稿した記事が検索結果に表示されるまでには「インデックス」するか「クロール」されるかの2つの方法があります。
つまり、インデックスは手動、クロールは自動ということになります。
そして今回この記事では、手動でインデックス登録したものの検索結果に表示されないというケースについてご説明をしていきます。
まずはインデックス登録をしましょう
まずはインデックス登録をしてあることが大前提となりますので、インデックス登録の仕方についても解説をしていきます。
インデックス登録はGoogleサーチコンソールを使って行います。
手順としては、
管理画面上部にある検索窓(項目内の「URL検査」をクリックでもOK)にインデックス登録したい記事のURLを入力してクリックします。
インデックス登録をリクエストをクリックします。※登録されていませんと表示されていることを確認して下さい。
完了画面を確認したら、インデックス登録作業は完了です。
すでにインデックス登録されている場合には、次のような画面になります。
これでインデックス登録は完了です。
検索結果に表示されているかどうかの確認方法
実際にインデックス登録した記事が、検索結果に表示されているかどうかが分からないという方もいらっしゃると思います。
そんな時には、
site:(調べたい記事のURL)
を検索窓に直接入力して検索することで、検索結果に表示されているかどうかを調べることが出来ます。
インデックス(検索結果に表示)されないのと、インデックスはされているけど検索圏外に飛ばされているのとではその後の対策が全く違ってきますので必ず確認をしましょう!
確認時に次のように表示された場合には、まだインデックスされていないということになります。
インデックスされない原因を調べる方法
インデックスされない原因については、Googleサーチコンソールを使う事によって調べることが可能です。
Googleサーチコンソールでは「カバレッジ」という項目を参考にすることで、
- 投稿した記事がインデックスされているかどうか
- 何が原因でインデックスされていないのか
を確認することが出来ます。
手順は、Googleサーチコンソールを開き、
- カバレッジを選択
- エラーをチェック
- 除外をチェック
これで、現在エラーや除外されたページの要因について下部に一覧で表示されます。
その中から、各項目についてクリックすることで、実際にどの記事がインデックスされていないのかを確認することが出来ます。
記事単位で詳しく状況を確認できるのはこのGoogleサーチコンソールだけですので、確認方法はしっかり覚えておきましょう!
インデックスされない原因まとめ
インデックスされない原因について一挙にまとめていきます。
投稿した記事がインデックスされない原因として考えられる要因としては、
- サーチコンソールでインデックス登録していない
- noindexタグが付いている
- 重複ページがある
- サイト全体の記事数が少ない
- ライバル記事が多いキーワードを使っている
などが考えられます。
各要因について詳しく解説をしていきます。
サーチコンソールでインデックス登録していない
そもそも、Googleサーチコンソールでインデックス登録をしていない方も少なくありません。
クローラーを待つというのも一つの選択肢ではありますが、クローラーがいつサイトに訪れてくれるかは分かりません。
特にサイト立ち上げ初期のころはなかなかクローラーが来てくれません。
ですので、サーチコンソールでのインデックス登録は必ず行いましょう。
noindexタグが付いている
noindexタグが付いていることが原因で、インデックスされていない可能性があります。
noindexタグとはその言葉通りで、インデックスして欲しくない時に使用するタグの事です。
ご自身でnoindex登録をした覚えがなくても、うっかりタグ付けをしてしまっていた…という事も少なくありません。
この辺りはご使用のテーマによって仕様が変わってきますが、サーチコンソールを使ってnoindexタグを設定されていないかどうかを確認しましょう。
重複ページがある
Googleは重複ページを嫌います。
重複ページというのは、自身のサイト内で、
- 同じ文章を使いまわしている記事
- メインキーワードが同じタイトルの記事
などの記事を指します。
自サイトだから…と同じ文章を使いまわしたり同じメインキーワードのタイトルで記事を書くことは避けましょう。
またこれは論外ですが、他者の記事をパクった記事も該当します。
ライバル記事が多いキーワードを使っている
Googleはバラエティーを重視していることもあり、出来る限り同じようなコンテンツは複数検索結果に表示させません。
先ほど重複ページについて触れましたが、意図的でなかったとしてもすでに重複するようなコンテンツがネット上にある場合には注意が必要です。
なかなか検索結果に表示されない…と言う時には、検索結果の中に同じようなコンテンツが存在しないか確認しましょう。
サイト全体の記事数が少ない
サイト全体の評価が低いとなかなかインデックスされないという事が起きます。
Googleは質の高いコンテンツでネット上を埋めたいので、まだ実績のないサイトへの評価はとてもシビアです。
その為、サイト全体の記事数が少ない時にはなかなかインデックスされない…というのは良くある出来事です。
インデックスされない時の対処法
ここまでに紹介した以下のインデックスされない原因について、
- サーチコンソールでインデックス登録していない
- noindexタグが付いている
- 重複ページがある
- ライバル記事が多いキーワードを使っている
- サイト全体の記事数が少ない
それぞれ対処法を紹介していきます。
まず以下の4つの原因については、
- サーチコンソールでインデックス登録していない
- noindexタグが付いている
- 重複ページがある
- ライバル記事が多いキーワードを使っている
原因さえ分かればそれぞれに合った対応をしていくことで問題を解消することが出来ます。
それぞれの対処法がこちらです。
- サーチコンソールでインデックス登録していない
-
サーチコンソールでインデックス登録をする
- noindexタグが付いている
-
noindexタグを外し、再度インデックス登録をする
- 重複ページがある
-
他の記事と差別化をする。メインキーワードを変える。
※一度、重複ページとして評価された記事は再評価までに時間がかかるので、新たに新規記事にして投稿しなおすのも手です。 - ライバル記事が多いキーワードを使っている
-
追記をしてオリジナルコンテンツを増やす。
重複ページについてはこちらの記事で詳しく解説をしています。
なお、「サイト全体の記事数が少ない」場合に関しては、現在のGoogleの仕様では良質な記事を増やしていくことしか対策がありません。
サイト立ち上げ初期の場合には、ある程度記事数が増えないとなかなかインデックスがされないという事がどうしても起きり得ます。
では、
サイト立ち上げ初期はアクセスが集められないということ!?
と、思われる方が多いかと思います。
しかし、サイト立ち上げ初期であってもアクセスを集め、収益を上げる方法はあります。
そんなインデックスに頼らずアクセスを集め収益を上げる方法について紹介していきます。
インデックスされなくてもアクセスを集める方法
インデックスされなくてもアクセスを集める方法は以下の3つの方法です。
- Twitterの有効活用
- noteの有効活用
- 内部リンクの有効活用
それぞれ、解説をしていきます。
1.Twitterの有効活用
ブログ立ち上げ初期にアクセスを集める方法として、Twitterを有効活用することは鉄板とも言えます。
Twitterを有効活用するメリットとして、アクセスを回収出来るということだけでなく、
反応の視える化
があります。
Twitterはリアルタイムで記事の反応を見ることが出来ますので、読者のニーズを捉えた記事(タイトル)であるかどうかを視える化することが出来ます。
もしTwitterに投稿してもアクセスが集められなかった…という場合には、読者のニーズを捉えられていない記事になっていないかを確認しましょう。
どこかしら、ニーズのズレや足りない部分があるはずです。
Twitterではスパムに注意
なおTwitterでは2020年5月ごろから、外部リンクを貼った投稿に対する規制が厳しくなりました。
つまり、ブログ記事を何度も何度も投稿してしまうと、スパム行為だと認識されシャドウバンになったりツイートがタイムラインに載らなくなるということが起きてしまいます。
その対処法としては、普通のアカウントとして活動することが大事になっていきます。
通常のツイートをしたり、「いいね」「コメント」などで他のアカウントとの交流をするなどをして、Twitterユーザーとしての活動もしっかり行っていきましょう。
2.noteの有効活用
あらかじめ上位表示しやすメディアを活用して、メインサイトに読者を誘導するという方法です。
その中で使い勝手が良いのがnoteとなります。
上位表示しやすいnoteでアクセスを集めて、自身のサイトに誘導することで自身のサイトのアクセスを集めることができますよ。
3.内部リンクの有効活用
ブログ立ち上げ初期であっても、質の良いコンテンツはしっかりとインデックスされ上位表示します。
そこでアクセスを集めている記事の中に内部リンクを貼るというのも有効的です。
サイト内を回遊してもらうことで、サイト全体のアクセス数や滞在率が上がりサイト全体の評価も上がります。
アクセスを集めている記事があればしっかりと有効活用していきましょう!
ブログ立ち上げ1ヶ月目に3万PV集めた方法
これは僕が運営するブログコミュニティーのメンバーSさんの話になりますが、やはり同様になかなかインデックスされないという状況に悩まされていました。
そこでTwitterを活用して、SEOには頼らない形で記事を量産してアクセスを集めていきました。
その結果、Twitterからのアクセスだけでも1記事6,000PVを集める記事も。
SNSを有効活用してスタートダッシュ⇒サイトが一気に成長
という流れを作ることが出来ました。
またTwitterからのアクセスを狙って記事を書いていった結果、
- 今、世間で何が話題になっているのか
- どんなことが検索されていくのか
- どんなネタがアクセスに繋がっていくのか
などの、今後ブログを運営していく中でアクセスを集める重要な要素を身につけることが出来ました。
Twitterはリアルタイム性が高いので、ブログの腕を磨くにはとても相性が良いのでオススメです。
まとめ
今回は、インデックスされない時の対処法や、今日から実践可能なインデックスされなくてもアクセスを集める方法についても紹介していきました。
なかなかインデックスされない⇒稼げない。という思考回路になってしまうと、本当にブログで稼ぐことは難しくなってしまいます。
インデックスされない中でもアクセスを集め収益化していくことは可能ですので、出来る対処を一つ一つ行っていきましょう。
そして効率的にサイトを育て、大きな収益につなげていきましょう!
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